DHCPによるネットワーク情報自動設定の仕組み(説明)
- クライアントをネットワークに接続する。
- クライアントは、接続されたネットワークにおいて
ブロードキャストによりDHCPサーバを探す。(DHCPDISCOVER)
- DHCPサーバはクライアントから要求を受け取ると、
IPアドレスを仮決定し、その他の情報も含めて
クライアントに「これでどないでっか?」と打診する。
(DHCPOFFER)
- クライアントは一定時間後に、
打診を受けたDHCPサーバ(複数のサーバから打診される場合もある)
から1つを選び、選択した情報をブロードキャストし、
サーバに割り当てを要求する。(DHCPREQUEST)
- 選択されたDHCPサーバは、
仮に割り当てていたIPアドレスを正式なものとし、
クライアントに伝える。(DHCPACK)
一方、選択されなかったDHCPサーバは、仮割り当てを破棄する。
- クライアントは、サーバからの通知を待って
ネットワーク情報を設定し、作業を完了する。
<hourin@meis.sony.co.jp>
Last modified: Thu Apr 9 18:31:47 JST 1998