WWWは、インターネット上に分散するデータ(文字、画像、音声などあらゆる種類 のもの)をサーバに置き、それらをハイパーテキストと呼ばれる仕組みを用いて網(Web)のように結合することで全体を1つの データ空間として見せるシステムである。電子メールやNetNewsと異なり、整理 された情報を掲示しておくのに適したツールと言える。
WWWによる震災情報提供は、1月17日の午後に奈良先端大で行われたのを初めとし て各地で実施された。内容は、被災地域を撮影した画像、被害状況を示した地図、 死亡者名簿など非常に多岐にわたる。また、ユーザの利便のために、多数存在す る震災情報関連WWWサーバを分類、リスト化したものも作成されていた。